Story
馬車で各地をめぐり、さまざまな物品を取引する行商人、クラフト?ロレンス。
麦の取引に訪れた村、パスロエで、彼は馬車の荷台に潜り込んでいた少女──ホロと出会う。自分は麦の豊作を司る狼神だという彼女には、確かに狼の耳と尻尾が生えていた。ロレンスは、そんな彼女を疑いながらも、彼女の故郷であるという北の地?ヨイツへの旅を共にすることに。港町?パッツィオ、教会都市?リュビンハイゲンでの「冒険」を経て、互いを理解していったふたりは、旅の仲間として絆を深めていく。
そしてふたりは、ホロの故郷の記録を持つ者がいるかもしれないという町、クメルスンを目指す。祭りに湧きかえる町でふたりを待っていたのは──。