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据说CCTV还比日版要快
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「三国演義」 日中合作で完全アニメ化
2009/3/23
映画やアニメーション、コミックなどで盛り上がる「三国志」ブームに、本場の中国から真打ちといえそうなコンテンツが登場する。アニメ制作会社の中国国際電視総公司北京輝煌動画公司(北京市)と映像コンテンツ企画のフューチャー・プラネット(東京都中央区)、玩具のタカラトミー(東京都葛飾区)は、中国の古典小説「三国演義」を日中合作によって完全アニメーション化。中国を手始めに日本やアジア各国、欧米などで放送していく。
アニメのビジネス展開では、ディズニーを擁する米国や、アニメ大国といわれる日本が先行している。
中国でもこうした動きに追随して、アニメを核にしたコンテンツビジネスの確立を模索。フューチャー・プラネットやタカラトミーと組んでアニメを作り、世界に提供したり、玩具やオンラインゲーム、コミックといった商品展開を行うプロジェクトを立ち上げた。
題材に選ばれた「三国演義」は、「三国志演義」とも呼ばれる、明代に書かれた小説で、「西遊記」「水滸伝」「紅楼夢」とともに中国4大古典小説といわれている。
後漢末期の中国で、魏、呉、蜀の国々を興した英雄たちが戦いを繰り広げる内容は、中国だけでなく日本でも人気が高い。最近でも物語の山場となる「赤壁の戦い」を描いた映画「レッドクリフ」が作られた。
日中合作のアニメーション「三国演義」(C)2008GAC/FP/TOMY
今回のプロジェクトは、壮大なストーリーをアニメによって忠実に再現しようとした初の試み。アニメ産業の振興を目的に、アニメ制作会社を次々と立ち上げている中国が、日本の持つすぐれたアニメ作りの技術を取り入れながら作業を進め、コンテンツを通じた日中の協力態勢を構築する。設定面では、中国側が歴史や風俗の考証を担当。中国史の理解に役立つような内容のアニメを作り上げる。
中国では7話までが子供向けチャンネルで放送され、「大変に好評で、続きが見たいという声が集まった」(周鳳英・中国輝煌動画公司総経理)。5月以降に全52話の放送を始める予定で、日本でも秋以降の放送を目指す。
タカラトミーでは中国での放送に合わせて、関羽や張飛といった「三国演義」でも人気のキャラクターをフィギュアにした商品や、大ヒットした玩具「ベイブレード」の「三国演義」バージョン、カードゲームなどを作って中国で展開。日本や他の国でも放送が始まれば、それぞれの国向けに玩具を投入していく。 |
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